サービスの特色

• 私は地元が立川市、高校は国立市、大学では小金井市と、多摩地域の中央線沿線のエリアで過ごしてきました。「カウンセリングオフィスを開くなら中央線沿い」という気持ちがあり、いろいろな条件がそろって地元の立川にオフィスを開室することになりました。立川駅はさまざまな路線が通り、多摩地域のハブとなる駅の1つだと思います。欧米などに比べて日本ではカウンセリングはまだ身近とは言えないですが、新型コロナを機にその必要性は多くの方に認識されたように思います。少しでも多く多摩地域の皆様に良質なカウンセリングの選択肢を提供できればと思っています。

• 私は大学卒業後、ITベンチャー企業の営業職として勤務していました。その後大学院で修士号を取り、臨床心理士としてのキャリアがスタートしました。小学校、中学校、高校のスクールカウンセラーや大学の学生相談など幅広い年代の未成年の方と保護者の相談を経験してきました。iEFTJapanという私設のカウンセリングオフィスでは、20代から50代まで成人の個人カウンセリング、カップルカウンセリングも担当してきました。当オフィスの特徴はこの幅広い年齢層のニーズに対応できるとということです。

• もう一つの特色は、エモーション・フォーカスト・セラピー（EFT）や加速化体験力動療法（AEDP™）という感情体験を扱い中核的な心理的問題に取り組む心理療法を提供できるということです。これらはカナダやニューヨーク発の心理療法で、私たちは国際的なトレーニングを受けながら実践してきました。感情心理学、認知科学、情動神経科学やカウンセリングの効果やプロセスの研究など、これらの心理療法のバックグラウンドにはさまざまな研究や理論の蓄積があり、それらを統合したアプローチです。国内でも提供できるカウンセリング機関は多くはなく、これらの専門性を活用しながらそれぞれのお客様のニーズにお応えしていきます。うつや不安、対人関係の傷つきやトラウマ、カップルや夫婦関係の問題、過食、不登校やひきこもりなど、これらはさまざまな「感情」が大きく関わっています。「感情について知る」ということだけでなく、「感情に到達してしっかりと体験する」ということが辛い感情から離れるために大切なプロセスとされています。頭だけでなく心や身体を通してその感情を扱っていきます。安心と感じられることが最も大切ですので、お客様の意思や希望、ペースを尊重して取り組んでいきます。

• 嬉しいことに英語と日本語のバイリンガルの矢吹さんも所属してくださり、言語面でも幅広いニーズにお応えできる体制です。矢吹さんはカウンセリングの実践だけでなく、心理療法の研究や通訳などでも活躍されています。

• 学校や会社、自治体などの組織に所属するカウンセラーとの相談は、組織の内側のことをよく理解していて組織の中で動けるというメリットがあります。一方で、その組織の所属がなくなったり相談の対象者でなくなってしまえば、そのカウンセラーとは相談できなくなってしまう実情があります。当オフィスのような私設のカウンセリングオフィスは、学校や職場が変わる時など人生のステージが変わる重要な節目の時期にも寄り添えるということも大きな特徴です。特に、心の問題は焦らずじっくりと取り組めることはとても大切です。その点でも、安心してご利用いただければと思います。

代表　岡本　覚